美術展「スペインの彫刻家フリオ・ゴンサレス―ピカソに鉄彫刻を教えた男」を観に行って、友人からの影響について考えた。

私たちは日々、様々なものの影響を受けている。家族、国、時代、メディア、有名人…。以前の記事にも書いたが、私たちは環境の産物とも言えるほど身近なものから強い影響を受けている。その中でも特にわかりやすく影響を与えるもののひとつ。それは「友人」である。

例えば、気の知れた友人からAというものを勧められたら、知らない人に同じAを勧められるより、圧倒的に信頼性が高い。それは私がAに価値を感じているというより、「気の知れた友人が勧めたA」に価値を感じているからだ。

思い返せば私も、今まで接してきた友人にはわかりやすく影響を受けてきた。例えば、今でも音楽を作っているのは、学生時代に私の周りに音楽好きな友人が多かったことから始まっている。

もし当時周りに音楽好きな友人がいなくて、他のおもしろいものに興味を持ってる友人がいたら、そこまで音楽に興味が向いてなかったかもしれない。そしてそもそも、私はバンドをやってなかったかもしれない。

今回フリオ・ゴンサレスの美術展を観に行き、ゴンサレスの作品をとおして、友人であるピカソとの関連性を感じた。ゴンサレスがピカソに鉄彫刻の制作方法を教えて共同制作もしていたとのことなので、きっとお互いに影響し合っていたのだろう。

ちなみにこの美術展は砧公園の中にある世田谷美術館で行われている。

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帰りに砧公園での思い出を回想しながら散歩をした。

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とても気持ちよかった。そしてとても懐かしかった。

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ということで。鉄彫刻という立体の作品で有名なゴンサレスと、絵画という平面の作品で有名なピカソ。スタイルが違うだけで、このふたりの根底に流れている感覚は似ているような気がした。とても興味深かった。

そして、私が思っている以上に、私自身も私の友人と似ている部分があるのかもしれないな、と思った。

スペインの彫刻家フリオ・ゴンサレス―ピカソに鉄彫刻を教えた男

<期間>
2015年11月28日(土)-2016年1月31日(日)
<会場>
世田谷美術館 1階展示室
<開館時間>
午前10時-午後6時(入場は午後5時30分まで)
<休館日>
毎週月曜日
<入場料>
一般 1000円
65歳以上 800円
大高生 800円
中小生 500円
<URL>
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/exhibition.html

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