ストーリー
NYに住むデイブ(アーロン・ジョンソン)は、コミックオタクでスーパーヒーローに憧れる平凡な高校生。
ある日、インターネットで買った自前のスーツとマスクで、自分もヒーローとして勝手に街で活動を開始。
何の特殊能力も持たない彼は、初出動のときにあっさり犯罪者にやられるが、その捨て身の活動がネットで話題になり“キック・アス”の名で一躍有名に。やがて高度な訓練を受けた美少女ヒーロー“ヒット・ガール”(クロエ・グレース・モレッツ)とその父“ビッグ・ダディ”(ニコラス・ケイジ)の力を借りて、犯罪組織に立ち向かう!
ヒーロー4人が誰かを倒す話ではなかった
DVDのジャケットから、ヒーロー4人が誰かを倒す話かと思っていたけど、そんなにシンプルな話じゃなかった。ていうか、そもそもこの4人全員が手を組むなんてシーンは存在しないのだ。
また、ヒーローものなのになんでR15なんだろう、と思ってた。でも、子供にはちょっと刺激的すぎるシーンがちょこちょこあったので、確かにこれはR15だなーと納得。
さらに、この映画の根底には暗い過去がある。
でも、ヒーローの格好というポップさ、コミカルな演出、そしてデイブのダサさが、その暗さを緩和している。そのギャップがとてもいい。
ヒットガールがめっちゃかわいくてかっこいい
特にデイブのダサさはかなりいかしてる。
最後のデイブの見せ場なんて、かっこいいかと思いきやちょっとダサい。でもそんなデイブにはなんか親近感がわく。
そしてもっとも特筆すべき点は、ヒットガールの魅力。
めっちゃかわいくてかっこいい。
男女関係なく、ヒットガールに心を奪われた人は多いんじゃないかな(私もそのひとり)。
ということで、まったく予想してなかったような話だったが、いい意味で裏切られて観入ってしまった映画だった。