あらすじ
平安時代。土砂降りの雨に煙る羅生門の廃墟で旅法師と杣売りが首を傾げていた。走り込んで来た下人の問いに答えて2人は不思議な話を語り始める。
都で名高い盗賊・多襄丸が森の中で武士の夫婦を襲い、夫を殺した。だが検非違使庁での3人の証言は全く言っていいほど異なっていた…。
あまり魅力がわからなかった
初めて黒澤明監督の映画を観た。しかし、あまり魅力がわからなかった。つまらなくはなかったんだけど。
旅法師と杣売りが「こんなに怖ろしい話はない」と言ってたけど、そんなに怖い話かな?と思った。たしかに3人の証言は違っていたけど、そういうことって現実でもありえる話。
映像についてもそこまで印象に残らなかった。モノクロ映画を観慣れてないのも影響してるのかな。
ストーリー全体としては波のある話でもなかったし。かなり淡々と進んでいく。
楽しみにしてたのでちょっと残念。
でも「世界のクロサワ」と呼ばれたのには理由があるはずなので、また気が向いたら黒澤明監督の別の作品を観てみる。