映画「アース」を観て、極楽鳥の求愛ダンスにほっこりした。

圧巻の映像美。

概要

50万年前、まだ若い地球に巨大な隕石が衝突した。その影響は大きく、地球の地軸は23.5度も傾いてしまう。しかしこの傾きがあったからこそ、地球には四季のうつろい、寒暖の差、そして生命が生み出されることになったのだ。

そんな傾きと太陽の光が作り上げた地球の姿を、北極から南極へと旅をしながら見ていこう。まずは北極に住むホッキョクグマの親子の様子から……。

30頭のライオン vs 1匹の象

見応えのあったシーンをピックアップ。
まずは30頭のライオンvs1匹の象。
夜の暗がりの中では目が見えなくなる象。かたや暗がりの中でも目が見える飢えているライオン。
そんなライオンの群れに誤って入り込んでしまい、戦いが始まる。
すんごい迫力。

サメ vs オットセイ

そしてサメvsオットセイ。
巨大なサメが海面上に飛び上がりながらオットセイを喰らうシーンは思わず息を呑んだ。

極楽鳥の求愛ダンス

最後は極楽鳥の求愛ダンス。これは鳥が好きな人は必見。いろんな極楽鳥が出てくるんだ。

求愛ダンスをするために、ダンスをする前に足元の掃除をきちんとしてからダンスをする鳥がいたり。奇声を上げてメスにアピールしておびきよせて、ビシビシ音を立てながら綺麗だか不気味だかわからないような柄の羽を広げながら求愛ダンスをして、結局メスにスルーされる鳥がいたり。

しかもダンスというのは誇張した表現ではなく、ホントに踊っている。それがまた微笑ましい。
この映画の中で唯一笑ったシーンだった。

動物とはいえ命を懸けて戦う姿は胸を打つ

生き延びるために命を懸けて他の動物と戦い、そして自分自身の飢餓と戦う姿というのは、動物とはいえやはり胸を打つものがある。
ネイチャードキュメンタリー、裏切らないなー。