ストーリー
劇場清掃員として働くさえない中年男アンドレイ・フィリポフ(アレクセイ・グシュコブ)は、かつてはロシア・ボリショイ交響楽団で主席を務めた天才指揮者だった。
彼は、共産主義時代、“ユダヤ主義者と人民の敵”と称されたユダヤ系の演奏家たち全員の排斥を拒絶し、名声の絶頂期に解雇されたのだった。ある日、清掃中にアンドレイは、1枚のFAXを目にする。それは、演奏を取りやめたサンフランシスコ交響楽団の代わりに、パリのプレイエルに出演するオーケストラを2週間以内に見つけたいという内容だった。
その瞬間、彼は、かつての仲間を集めて偽のオーケストラを結成、ボリショイ交響楽団代表としてパリに乗り込むことを思いつく。
感動したんだけど
あらすじなど何も調べないで観始めたんだけど、登場人物同士がどういう関係性でお互いの間で昔どういうことがあったのか、など、ちょっとわかりづらいまま話が進んでいくので、途中までなかなか物語に入り込めなかった。
大事なところも曖昧なまま話が進むし、パリに行ったところでオーケストラメンバーがめっちゃワガママ言い出すところや現地で出稼ぎし始めちゃうところは「なんでそうなるん?」って思ったし。
まー最終的にいろんな伏線が繋がっていき、クライマックスでは感動したんだけど。でもあくまで、感動したんだけど、って感じ。
ちょっとわかりづらいまま進んでいく話を楽しめるかどうか、ってところかな。
私にはあまりハマらなかった。残念…。