いやー評判通りおもしろかった。
ストーリー
部屋コンに集まった男女9人。
イケてないオサムに、カノジョを紹介するのが、今夜の隠れテーマだ。
しかし、やってきたユウコのルックスに男は全員ドン引き。
それでも無理矢理盛り上げようとするが、全てが空回りし、微妙な空気のままコンパは終わったはずだったが・・・。
その夜を境に、男女9人の交錯する恋心と下心、本音と嘘が渦巻き、ゲスでエロくておかしな恋愛模様が繰り広げられていくのだった。
カルト的人気を博した作品
この作品は自主制作映画で制作費もゼロに近く、当初は劇場もかなり限定されていたものの、上映期間中に連日売り切れや立ち見が続出し、結局全国で上映されることになったという、カルト的人気を博した作品。
私も劇場へ観に行こうと思ったんだけど、上映期間が短かったこともありタイミングが合わずに観られなかった。
ということでようやく観られた。
ちなみにこの映画は、無名の俳優のみで作られているのも特徴。
ゲスくてエグい
とにかくゲスくてエグかった。終始ケタケタ笑いながら観ちゃった。
恋愛あるあるだらけ、みたいな感想をもった人もいるみたいだけど、そんなにあるあるかなぁと思った。あるっちゃーあるかもしれないけど、あるあるってほどじゃない。
映画のジャケットにも書いてあるけど、やはりDQNの恋愛の話って感じだね。
エロさはそうでもなかった
ゲスくてエロい、ってキャッチコピーだけど、思ったより全然エロくなかった。もっとラブシーンがあるのかと思ってたけどあんまりなかったし。
原作は劇団ポツドールの舞台で、同じポツドールの舞台が原作の映画「愛の渦」とよく比較されてたけど、愛の渦の方がエロかった。
エロい雰囲気が強いのは恋の渦、描写が実際にエロいのは愛の渦、って感じ。
やはり恋の渦はエロいというよりエグかった。まだ愛の渦の方が潔いと思った。
ドロドロとした恋愛の欲望がへばりついてくる作品
男女のドロドロとした恋愛の欲望が、観てる人にへばりついてくるような作品だった。
最近恋愛から遠ざかっている人には、この映画が恋愛したい気持ちを目覚めさせるきっかけになる…かも…?