えっ、そんな映画だったの?映画「御法度」を観た。

ビックリしたー。何が御法度なのかと思ってたらそういう意味だったのね。

ストーリーはとてもシンプル

舞台は幕末の京都。
新撰組に新しく入った美少年が同性愛(以下BL)に目覚め、やがてBLの嵐を巻き起こす(新撰組の中でBLが多発する)。
そんな話。

異様な雰囲気の映画だった

まず美少年役の松田龍平さんが美しかった。妖艶な花のよう。セリフがなくてもいいんじゃないかってくらい、いるだけで絵になる。
この役は松田さんしかいないでしょう。めっちゃはまり役。
そして松田さんがBLに目覚めさせるきっかけを作った人の役は浅野忠信さん。浅野さんは松田さんとはまた違った、独特な渋い雰囲気がある。
この2人が恋をする、という設定だけでも異様な雰囲気の映画になることは容易に想像がつくだろう。

男同士の恋の嫉妬は怖かった

ちなみに武士同士のBLとはいえ、目のやり場に困るような描写はほとんどない。
夜の営みのシーンはあるけど、映るのは松田さんの上半身が肌ける程度。ほとんどそういうシーンはない。
武士同士なので基本的にはしのぎを削るシーンが多い。

よかったところは、どんどん松田さん周りの新撰組の人たちが松田さんに惚れていくところ。おもしろいくらい惚れていく。
あとはBLの嫉妬が怖ろしいこともおもしろかった。嫉妬に狂って殺そうとする人も出てくる。
男が男に嫉妬するのって、なんか迫力があるんだよね。どっちも武士だし。

あとラストにかけての展開とラストシーンは印象的だった。
おぉ、やっぱりあなたも松田さんに恋したのね、という展開。
そして、何人もの男を惚れさせて新撰組の秩序まで狂わせる美少年への葛藤を表す、ラストシーン。

この映画がBLの走りだったとは

この映画は松田さんのデビュー作として名前は知っていたけど、BLだとは思わなかったー。
先日紹介した愛のコリーダもこの映画も大島渚監督。
以前の私の大島渚さんのイメージはタレントのイメージしかなかったので、こんなに尖ってる映画を創ってる方だということは知らなかった。

おもしろいくらい(怖ろしいくらい?)どんどんBLが起きていく、とても不思議な映画だったけど、どんどん引き込まれていく魅力のある映画だった。

それにしてもこの映画がBLの走りだったとはね。知らなかった。

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