めっちゃおもしろかったけどめっちゃ考えさせられた。聲の形を読んだ。

いい漫画でした。

主人公将也は小学生のときに、耳の聴こえないクラスメイトの硝子をイジメていた。
それに便乗して他のクラスメイトも硝子をイジメていた。
しかし過剰なイジメが問題となり、また周りの裏切りにより、イジメの主犯格であった将也が一人でそのイジメの罪を被せられてしまう。
結果、逆にイジメていた将也がイジメられることとなる。
そして硝子はイジメられている将也を介抱しようとしたものの将也は拒絶。喧嘩になる。その後和解することなく硝子は転校することに。
将也は硝子が転校したあとに、イジメで将也の机に書かれていた落書きを消してくれていたのが硝子だったことに気づき、自分の振る舞いに後悔。
そして高校生になった将也は硝子へしてきた罪を償うことを決意する。

そんな将也やその周りの人たちの人間模様を描いた話。

絵の雰囲気がやわらかいから軽い気持ちで読み始めたけど、予想を裏切られた。障害とイジメがテーマなので、なかなか内容はヘビー(そんなテーマだと知らなかった…)。せめて絵の雰囲気がやわらかくてよかった、って思えるくらいだった。
救いのない話ではないんだけど、やっぱりテーマがテーマなのでね。読んでて辛くなるところがあった。

障害のある人がクラスメイトにいることは少ないかもしれないけど、イジメに関してはこの漫画みたいなことを経験してる人は多いんじゃないかな。いじめる側、いじめられる側、傍観者、このどれかになったことのない人はいないと思うし。程度の大小は別にして。
そのくらいイジメは日常にあふれている。子供でも大人でも。

イジメをしていた主人公が悪い、とかそんなシンプルな話ではない。
もちろんイジメは良くないことだけど、自分の胸に手を当てたら主人公(または主人公のような人)をただただ責めることはできないはず。
過ちを犯すことは誰だってある。完璧な人間なんていない。

と、固い話はさておき。
とりあえずおもしろいんすよ、この漫画。

高校生の話ということもあり、恋愛の展開はピュア。ピュアすぎてもどかしいけどね。そこでそうなっちゃうのー?的な。まー実際高校時代ってそんなとこあるのかもね。
でも今の高校生はませてる印象があるけど、どうなんだろう?

最後のシーンでは、いろんな意味でこうして大人になっていくんだなぁと思った。

オススメです。

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