息をのむ美しさ。鈴木理策写真展 意識の流れを観に行った。

東京オペラシティ アートギャラリーで開催されている、「鈴木理策写真展 意識の流れ」を観に行った。

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鈴木理策とは

1963年生まれ、和歌山県出身の写真家。
日本だけでなくニューヨークやチューリッヒでも個展を開催しており、国際的に活動の場を広げている。
今回は約8年ぶりの東京での大規模な個展である。

展示作品

新作および未発表作を中心に、写真作品約100点と映像作品3点が展示されている。

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作品はギャラリー1とギャラリー2に分けて展示されている。
ギャラリー1は鈴木さんの故郷である熊野で撮影された「海と山のあいだ」、ギャラリー2は「水鏡」「White」「SAKURA」「Étude」というシリーズが展示されている。

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ちなみに鈴木さんの故郷である熊野とは和歌山県南部と三重県南部からなる地域で、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の総称)を中心とする熊野信仰の中心地である。
熊野三山は「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録されている。

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感想

タイトルの「意識の流れ」は「見るという行為に身をゆだねると、とりとめのない記憶やさまざまな意識が浮かんできて、やがてひとつのうねりのような感情をもたらすことがある」という鈴木さん自身の経験に基づいてつけられた、とのこと。私はそのタイトルの由来を知らずに観に行ったのだが、自然とそのような感情に誘われて作品の向こうの自分を見つめていた。
現実を超えているような、しかし非現実とも言えない、不思議な感覚に陥らせる魅力を持った、息をのむ美しさのある作品の数々だった。
鈴木さんは、作品を通して「『見るということ』そのものを提示したい」と語っているという。

お時間のある方は是非。鈴木さんが提示する、意識の流れを生む視覚体験へ。

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鈴木理策写真展 意識の流れ

期間:2015年7月18日(土)〜9月23日(水・祝)
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
開館時間:11:00〜19:00(金・土 11:00 ─ 20:00/いずれもあ最終入場は閉館30分前まで)
休館日:月(祝日の場合は翌火曜日、ただし9月22日は開館)、8月2日(全館休館日)
入場料:一般 1,200円、大学・高校生 800円、中学生以下無料
URL:http://www.operacity.jp/ag/exh178/

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